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遊泳禁止区域になってしまう理由は?誰が決めてる?無視して泳いだらどうなる?

去年までは泳げた場所が遊泳禁止区域になっていたことはありませんか?

毎年、遊泳禁止区域での海水浴などで事故が多発しています。

それにも関わらず遊泳禁止区域で泳いでしまう方々がたくさんいます。

泳ぎたいマン
泳ぎたいマン
なんで遊泳禁止になってるんだよ!

と思ったことがある方も多いことでしょう。

今回は「遊泳禁止区域になってしまう理由は?誰が決めてる?無視して泳いだらどうなる?」ということで紹介します。

遊泳禁止区域になってしまう理由は?

では遊泳禁止区域に指定される理由をまずは説明します。

有名な場所ではその理由を公開しているところもありますが、小さい場所などでは説明がされていないことがほとんどです。

環境的に危険だと判断された

まず一つ目は環境的に危険だと判断されたパターンです。

急激に深くなっている場所や潮の流れが早い場所、沖合まで簡単に出てしまうことができる場所などが挙げられます。

また、危険な生物が見かけられるような場所でも遊泳禁止となっていることがあります。

実さにサメが大量に現れ、遊泳禁止となった海水浴場もあります。

2015年に神奈川県の茅ヶ崎沖で30匹以上のサメが現れ、海水浴場が遊泳禁止となっています。

漁業などで船の往来が激しい場所も事故防止のために禁止となっていることがあります。

水質的な問題で禁止となっていることもあり、遊泳禁止区域で泳ぎ健康面に影響が出る可能性がある場所もあるようです。

事故が多発した

二つ目は事故が多発した場所です。

毎年夏になると起きる水難事故は遊泳禁止区域で多く起きています。

そしてその中の事故は同じ場所で起きていることがあります。

つまり、遊泳禁止エリアとなっている場所は何かしらの水難事故が起きやすい場所であると言えます。

落ちたらすぐには陸に上がれない場所、波がぶつかり安い場所、足がつかない場所など水難事故が起きる可能性が高くなるリスクがある場所が遊泳禁止区域となります。

危険行為が見かけられた

一つ目と二つ目とは違い、利用する人の行動で遊泳禁止区域となってしまったパターンもあります。

危険な飛び込みなどの迷惑行為が過度であり、常習的であると判断された際になることがあります。

また、最近ではゴミの不法投棄が目立ち、環境保全の観点から遊泳禁止エリアとしている場所もあります。

危険行為や迷惑行為で遊泳禁止区域になると解除されることはほとんどなく、永遠と利用できなくなってしまう可能性があるため気をつけましょう。

遊泳禁止区域は誰が決めてる?無視して泳いだらどうなる?

では続いて遊泳禁止区域を決めているのは誰なのか、また無視をして泳いだらどうなるかを説明します。

遊泳禁止区域は海岸を管理する市町村長が決める

遊泳禁止区域は基本的に海岸を管理する市町村長が決めます。

そのため管轄は市町村となるため、国が定めるということは基本的にはありません。

なので、遊泳禁止区域かどうかはその海岸を管理する市町村(海岸がある市町村)に確認すれば間違いのない情報を得ることができます。

遊泳禁止区域に侵入し、危険行為を行っているような人を見かけたら市役所や町役場などに通報すると良いでしょう。

決して通報される側にならないようにしましょうね!

事故が起きたらすべて自己責任

遊泳禁止区域で泳いで事故が起きた時には全て自己責任となります。

遊泳禁止と書いているのにもかかわらず泳いでいるのに誰かの責任にしようなんてことはできません。

また、遊泳禁止区域には必然的に人が少なくなります。そのため、溺れたときなどに助けてもらうこともできない可能性が高いです。

仮に海上保安庁や民間のボランティア団体、日本水難救済会などの助けてもらい、治療などを受けた場合は費用もかかる可能性があります。

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自分の命だけでなく、周りの人にも迷惑をかけることになる可能性があるため遊泳禁止区域には立ち入らないようにしましょう。

基本的に法律で裁かれると言うことはありませんが「立ち入り禁止」となっている場所に無断で侵入したら軽犯罪法違反となる可能性があるためやめましょう。

まとめ:遊泳禁止になる理由がちゃんとある!

遊泳禁止区域になってしまう理由は?誰が決めてる?無視して泳いだらどうなる?」ということで紹介してきました。

遊泳禁止となっている場所にはそれなりの理由があるため、絶対に泳がないようにしましょう!

また、遊泳可能エリアであっても少しの油断で事故が起きてしまう可能性もあるためよく注意しながら遊びましょう!

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