みなさんはYouTubeで投げ銭(スーパーチャット)をしたことはありますか?
生放送のコメント欄で色付きのコメントに金額が書いてあるものをみたことはないですか?
スーパーチャット、いわゆる投げ銭と呼ばれるものです。
ではなぜそのような機能があるのでしょうか。
今回はYouTubeの投げ銭(スーパーチャット)の仕組みや取り分について調査していきます。
目次
YouTubeの投げ銭(スーパーチャット)の仕組み

まずは投げ銭(スーパーチャット)の目的について確認しましょう。
なにかしらの目的があって存在するはずですよね・・・!
投げ銭(スーパーチャット)の目的
では投げ銭(スーパーチャット)の目的について調査していきます。
元々投げ銭というものは「コメントを目立たせる」ためのものでした。
数多くの視聴者がいるYouTuberの配信にはたくさんのコメントが寄せられるため通常はほとんど読んではもらえません。
しかし、投げ銭を行うことでコメントを目立たせることができ自分のコメントを読んでもらうことができます。
自分の推しているYouTuberに自分のコメントを読んでもらえることに喜びを感じる方は少なくありません。
え、待って嬉しいwwwwww
プリコさんにYouTubeのコメント読んでもらえた!!!!w しかもツッコミも貰えてめちゃくちゃ嬉しい笑
自分のしょうもないコメントを拾って貰えると思わなかったから本当にびっくりしたw— 忘却の蕨@れれ民🐾 (@warabiidentity) June 7, 2021
しかし、最近では投げ銭をすることでコメントを目立たせるだけでなく配信者を支援するという目的で行っている方も多く存在します。
YouTubeの投げ銭機能では1日100円から最大で50000円まで使用することができます。
投げ銭の金額によって色とチャットの文字数が決められています。
金額 | 色 | 文字数 | 固定時間 |
100〜200円未満 | 青色 | 0字 | 固定表示なし |
200〜500円未満 | 水色 | 50字 | 固定表示なし |
500〜1000円未満 | 黄緑色 | 150字 | 2 |
1000円〜2000円未満 | 黄色 | 200字 | 5 |
2000円〜5000円未満 | オレンジ | 225字 | 10 |
5000円〜10000円未満 | マゼンタ | 250字 | 30 |
10000円〜20000円未満 | 赤色 | 270字 | 1時間 |
20000円〜30000円未満 | 赤色 | 290字 | 2時間 |
30000円〜40000円未満 | 赤色 | 310字 | 3時間 |
40000円〜50000円未満 | 赤色 | 330字 | 4時間 |
50000円 | 赤色 | 350字 | 5時間 |
投げ銭の金額が高い方が目立ちはしますが、そこは配信者の匙加減によります。
投げ銭で色付きのコメントを送りたい場合には最低でも200円の投げ銭が必要となります。
投げ銭をしても気づかれないこともあるので一概に金額の良し悪しだけでは決まらないということですね。
中には自身の名前を質問にして100円の投げ銭で読んでもらっている方もいましたね(笑)
投げ銭(スーパーチャット)の仕組み
視聴者が投げ銭をするためには
- 配信者のライブ配信画面を開く
- $マークを押す
- 「SUPER CHATを送信」をタップもしくはクリック
- 金額とメッセージを設定
この順番でOKです。
大前提として、YouTubeへのログインは必須となります。
YouTubeはログインなしでも楽しめますが、投げ銭を行い方は必ずアカウントを作りましょう。
また、受け取る側つまり配信者側にも条件があります。
それは自身のYouTubeチャンネルが収益化可能となっていないと投げ銭は受け取ることができません。
- チャンネル登録者数1000人以上
- 動画の直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
- 18歳以上である
上記3つを満たしていなければ収益化はできません。
視聴者だけではなく配信者側にも条件があるため簡単にはいかないようです。
では、頑張って投げ銭を受け取れるようになった際に視聴者からの投げ銭は全て受け取ることができるのでしょうか?
YouTubeの投げ銭(スーパーチャット)の取り分は?

結論から言うと、投げ銭は全てを受け取ることはできません。
基本はYouTube運営側への手数料が引かれます。
さらにiPhoneなどを使っての投げ銭の場合はiOSを経由するためAppleにも手数料を支払わなければなりません。
一般にYouTube側に対してのみの手数料は30%ほどと言われています。
Apple側には10〜20%と言われています。
つまり50000円のスパチャがあって、iPhoneからの投げ銭だった場合は
50000円×30%=15000円(YouTube手数料30%)
50000円×20%=10000円(Apple手数料20%)
差し引き金額:25000円
約半分ほどとなってしまうことがわかりますね。
ほとんどの方は50000円もの投げ銭を一人からは受け取ることはないでしょうから、手元に来る金額はもっと少なくなるでしょう。
ですので配信者を支援したいと考えている方はできるだけiOS以外からの投げ銭をするようにしましょう。
まとめ:iPhoneからの投げ銭だと取り分は半分まで下がってしまう
今回はYouTubeの投げ銭(スーパーチャット)の仕組みや取り分について調査してきました。
投げ銭の目的や仕組みは割とシンプルでしたね。
ただ、投げ銭で得た分が丸々配信者に入ると言うわけではありませんでした。
とくにiOSを経由するともっと手数料がとられてしまうので気を付けましょう。
また投げ銭は50000円と大金を使用することができてしまいます。
返金などはされないためご利用は計画的に。