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薬剤師のドラマが少ない理由はこの3つ!看護師から嫌われる理由

アンサングシンデレラという病院薬剤師が主人公となったドラマが放送されます。

しかし、アンサングシンデレラ以外では薬剤師がメインとなるドラマは存在しません。

今回は「薬剤師のドラマが少ない理由はこの3つ!看護師から嫌われる理由」ということで紹介していきます。

薬剤師のドラマが少ない理由はこの3つ!

では、薬剤師のドラマが少ない理由を紹介します。

表に出にくい仕事が多すぎる

薬剤師の仕事は医師や看護師とは違い、表に出にくい内容の仕事が多いです。

薬を準備したり、薬が正しいか・量は合っているのか、薬の在庫管理、医薬品の情報に変更がないか確認・・・などなど。ほんの一部だけを抜粋しても表に出にくい感じはしますよね。

施設の奥の方で細々と働いているイメージが強いかと思います。

こうなると、ドラマでも代わり映えしない状況が続いてしまうためドラマ化しづらいですよね。

患者と向き合っている時間が少ない

医療ドラマでよく使われるシーンは、カンファレンス(会議)や手術、患者とのやりとり、患者家族とのうやりとりなどがメインです。

患者のストーリーに関わる医者や看護師がどのように動いていくのかをドラマとすることが多いです。

しかし、薬剤師が患者と関わるのは投薬時や入退院時の薬の説明や聞き取りの時くらいです。

そして何より、一人の患者とのやりとりが本当に少なくなってしまいます。

どう考えても作る側としてはドラマとして続けていくには大変ですよね。

見てる側も「浅いな・・・」と思ってしまうでしょう。

盛り上がるような場面が作りにくい

医療ドラマでは医者が難しい手術を成功しさせたり、看護師と患者との感動するストーリーがあったりと必ず盛り上がるシーンがあります。

ですが、ここまでのことを考えると、薬剤師に盛り上がるシーンは作れるでしょうか?

薬剤師の仕事は基本裏方になってしまいます。表に立って何かをしても医者や看護師の仕事に埋もれてしまうことが多々あります。

同じ医療従事者であっても薬剤師の仕事があまりパッとしないということを考えると、

薬剤師のドラマが看護師から嫌われる理由

アンサングシンデレラが放送されるにあたってCMが流れるようになりましたが、そのCMを見てTwitter上で薬剤師を批判する自称看護師の方が多く見られました。

昔から薬剤師は看護師から嫌われやすい

昔から薬剤師は看護師からなんとなく嫌われているイメージがあります。

かならず聞く言葉が「現場にいないくせに」という言葉です。もう少し柔らかい表現かもしれませんが、このように聞こえてしまうのは仕方がないですよね・・・

やはり、患者との距離が近い方が医療職として働けていると考えているようです。

薬剤師は薬を詰める人というイメージ

「薬剤師の仕事ってなんだと思う?」と聞くと「薬を袋に入れる人」と言われることが多々あります。

また、患者のなかでも「薬を入れるだけなんだからもっと早くできるだろ」と怒る方もいます。

確かに、表面上はそう見えますが実際はもっと細かいことをたくさんしています。

「薬を袋に入れる人」というイメージは患者だけでなく、薬剤師以外の医療従事者にも思われていることは否定できません。

その結果、あまり表立とうとすると嫌がられやすいのです。

仕事内容と収入的な話

薬剤師と看護師ではどちらが収入が多いと思いますか?

実はある程度まで行くとほぼ同じになります。

しかし、仕事内容的には圧倒的に看護師の方が大変であることは間違いありません。

看護師は綺麗な仕事だけではありません。そしてひたすら動きつづけます。

その点、薬剤師は大変ではありますが比較的綺麗な仕事がほとんどです。

ほぼ同じ、もしくは薬剤師の方が収入が多いのに看護師よりも仕事が楽、というのはやはり看護師側からしたら納得はできない人もいるようです。

まとめ:アンサングシンデレラで薬剤師の認知度が上がることを期待!

薬剤師のドラマが少ない理由はこの3つ!看護師から嫌われる理由」ということで紹介してきました。

今回のアンサングシンデレラで薬剤師の認知度が上がることを期待しています。

それぞれが認め合って、尊重し会えるチーム医療が実現できることも祈りましょう!!

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