近年、若者のテレビ離れが問題視されています。
しかし、いまいちその原因がはっきりしていません。
原因の一つにYouTubeが挙げられていますが果たしてどうなのでしょうか。
今回は若者のテレビ離れの原因と理由はYouTubeなのか、対策はあるのかについて調査していきます。
目次
若者のテレビ離れの原因と理由はYouTube?

では若者のテレビ離れの原因と理由について調査していきます。
はたして本当にYouTubeが原因なのでしょうか?
若者のテレビ離れの原因と理由はYouTube?
若者のテレビ離れの原因としては以下のものが挙げられています。
- YouTube
- VOD (ビデオ・オン・デマンド)
- NHK
- テレビがつまらなくなった
以上の4つが挙げられます。
若者のテレビ離れの原因:YouTube
YouTubeの優れている点は自分の見たいジャンルを見続けることができるということです。
またそのほとんどのコンテンツが無料ということも魅力の一つです。
テレビも基本は無料ではありますが、自分の見たいジャンル以外も放送されています。
そのため自分の見たくないものが放送されている時間は楽しむことができないことがあります。
YouTubeでネックになるのは
- 広告が多い
- ネット環境が必須
この二つです。
広告に関しては月額1,180円のYouTube Premiumに登録すれば広告なしで視聴することができます。
ネット環境に関しては無料Wi-Fiを使える場所も多いのである程度はカバーできるでしょう。
テレビよりも時間的にも自由が効き、端末があればどこでも視聴ができるという点でテレビよりも優れていると言えます。
若者のテレビ離れの原因:VOD
最近はVOD (ビデオ・オン・デマンド)でドラマや映画、アニメを見ることができます。
種類によってはテレビで放送した次の日にはVODで視聴できてしまうこともあります。
VODのほとんどは月額制のため少し足踏みをしてしまう方も多いですが、初月が無料であるものも多く、お手軽にお試しができます。
VODもYouTubeと同じく、端末とネット環境さえあればそこでも視聴できるのが強みです。
また、月にいくらでも見放題ということもありわざわざレンタルをしに行く手間も省けます。
過去の作品をほぼ無限に見ることができるのもVODの強みです。
ドラマや映画関係はVODでことが足りてしまいますね。
若者のテレビ離れの原因:NHK
昨今のNHKの受信料問題でもテレビ離れが進んでいると言われています。
テレビを保持している時点で契約をしなければならなくなります。
NHKを見てないのにどうして?と思って契約をしていないかたも少なくはありません。
上記の記事にも書いていますが、契約をしていない世帯には割増金も追加される可能性があります。
NHKの運営方法を考えると仕方がないのですが、見もしないものに支払うくらいならテレビは持たない、という洗濯を取る方も少なくはありません。
若者のテレビ離れの原因:テレビがつまらなくなった
そもそもテレビがつまらない、という意見もあります。
厳密には「つまらなくなった」というのが正しい表現かもしれません。
昔に比べて発言や表現方法にかなり規制がかかっています。
そのためその番組も似たり寄ったりとなってしまい特徴が出にくくなっています。
もちろん中には大人気となっている番組もありますが、そのライバルとなるような番組が出てきません。
芸能系でもネガティヴな内容のものが視聴率を取れるということもあり、どこでも同じような報道をしていたりします。
こうなってくると見てる側はうんざりしてきます。
テレビ離れが進んでしまっても仕方がないでしょう。
結局のところ若者のテレビ離れは何が理由?
結論
テレビ以外で楽しめるものが増えた
これに尽きると思います。
今ほどネット環境もコンテンツも多くはなく、選択肢が少ない状態でした。
しかし昨今は自分の好みに合わせたコンテンツを自由に選ぶことができます。
しかも、1ヶ月無料などお試し期間もあれば自分に合ったものを選ぶことも容易になります。
テレビと比べて・・・という比べる相手が増えたため離れていく人が増えているのでしょう。
もちろん、比べた上でテレビを選んだ方やそもそも他を知らない方はテレビを見続けます。
時代の流れ、というのが1番あっているのかもしれませんね。
若者のテレビ離れの対策はあるのか?

では若者のテレビ離れへの対策はあるのでしょうか。
これは中々に難しく、テレビ業界が総出でどうにかしようとしている問題でしょう。
現状を打開するためには現在の厳しい規制やネガティヴ系報道の飽きるほどの放送をどうにかするしかないでしょう。
YouTubeやVODなどは今後もっと伸びていくことは間違いありません。
自由性に関してはテレビでは太刀打ちはできないため、独自性で攻めていく必要があるでしょう。
しかも、各テレビ局毎に異なる独自性があるとファンが付きやすくなるでしょう。
YouTubeやVODにはできない部分を責めていくことが若者のテレビ離れを抑えることができるのだと思われます。
少なくとも昨今のテレビでは厳しく感じますね。
まとめ:テレビ以外で楽しめるものが増えたのが若者のテレビ離れの原因と理由
今回は若者のテレビ離れの原因と理由はYouTubeなのか、対策はあるのかについて調査してきました。
結論、若者のテレビ離れは「テレビ以外で楽しめるものが増えた」ということが原因となります。
正直、テレビ以外で楽しめるのは良いことかなとは思います。
自宅だけでなく外出先でも楽しめますし、自分の好きなジャンルを深めたり、広げたりもできます。
しかしテレビの視聴者が減るとテレビのクオリティが下がってしまう可能性もあるためテレビ業界も動いていることでしょう。
最近はテレビでYouTubeをを映して見ている方もいるので少し寂しい感じもしますね。
今後のテレビが今よりも楽しくなると良いですね。