皆さんは投げ銭機能というものを知っていますか?
大道芸人やストリートパフォーマーなどのパフォーマンスのクオリティに応じて現金を投げ入れる行為が元となっていますが、今ではインターネット上でも行われています。
なんとその投げ銭機能がTwitterにも追加されるというのです。
今回はTwitterの投げ銭機能の内容や使い方、問題点や世間の反応について調査していきます。
目次
Twitterの投げ銭機能の内容や使い方は?

現在のTwitterの投げ銭機能についてまとめます。
Twitterの投げ銭機能の名前は「TIp Jar」という名前のようです。
Twitterの投げ銭機能の内容
Twitterの投げ銭機能は現在一部のクリエイターやジャーナリスト、専門家、非営利組織団体にのみ限られています。
その理由としてはまだテスト段階であることが挙げられます。
実際に日本でも何名もの方がその対象となっています。
Twitter側としては
Tip JarでTwitter上で会話を作り出しているすばらしい声を簡単に支援できる。これは、Twitterの上で人びとが支援を受けたり示したりするための新しい方法を作ろうとしている私たちの努力の最初の一歩だ
とコメントしています。
クラウドファンディングのようなものをツイッターでお手軽にできると言った感じですね。
単純に自分のお金を相手のパフォーマンス(ツイートや企画など)に足して支払うことができるということになります。
現在はiPhone、Androidどちらでも利用することができます。
Twitterの投げ銭機能の使い方
投げ銭機能を受けることができる方にはプロフィール画面にこのようなマークがつきます。

このマークを押した際に支払い方法に「PayPay」の文字が出てきます。
日本ではTwitterの投げ銭機能では現在はPayPayでの支払いしかできないようですね。
その後、PayPayにログインして送金手続きを行うこととなります。
PayPayアプリがない方や登録をしていない方は時間が多少かかりますが、すでに登録している方は数ステップで送金することができます。
すでにPayPay登録済みの方は感覚的に簡単に利用することができますよ!
これでお気に入りのアカウントの方を支援することができますね!
Twitterの投げ銭機能の問題点

一見すると良いことだらけのように思えるTwitterの投げ銭機能「TIp Jar」ですが、実は問題点も多くあります。
利用する前に確認しておきましょう。
お手軽が仇となる使いすぎ
先述したように、ほんの数ステップで入金できてしまうため使いすぎてしまう可能性があります。
今のとこと、他のSNSのように入金額に応じた特典的なものはありませんが今後増えてくる可能性はあります。
例えば自分の好きなアイドルに直接現金を送れる、と考えた場合ファンの場合はどんどん課金してしまう可能性があります。
スマホゲームへの課金が近年問題となっていますが、その一つの原因としてお手軽であることが挙げられています。
クレジットカード登録を行なっている場合は際限なく使えるため気づかないうちに・・・
ということになりかねないためご利用は計画的に。
非営利ではなくなるため規約違反になる可能性
Twitter上で「TIp Jar」を使う場合、要はチップを受け取ることを選択している場合は非営利ではなくなります。
そのため、音源や動画などを他から持ってきて使っている場合には注意が必要です。
収益化のための利用を許可されていない場合は規約から外れる可能性があります。
チップを受け取る可能性がある方は事前に自分の利用しているものに問題はないのか確認しておきましょう!
パクツイが増える可能性
面白いツイートや感動する系のツイートなどはパクリツイートされて何度も蘇っていることがあります。
二番煎じでも面白い!と感じてしまったかたはそのツイート主にチップを弾んでしまう方もいることでしょう。
Twitterでも稼げると分かってしまうと、自分で人気の出るツイートを考えるよりも既に人気の出ていたツイートをパクってしまった方が楽だと考える人もいることでしょう。
そうなるとTwitterで稼ぎたい系の人が同じようなツイートで溢れてしまい、オリジナルの肩が埋もれてしまう可能性があります。
また、YouTubeのように異議申し立てで動画削除などができれば良いのですが、Twitterの場合は同じようにはいかないことでしょう。
パクリ元から訴えられるという可能性もありますがどこまでTwitterが対応してくれるかもわかりません。
逆にユーザーがパクツイにも敏感になる可能性もあります。
今までも晒されたりしていた方もいましたが今後ももっと酷いことになるかもしれませんね。
住所などがバレてしまう可能性あり
投げ銭機能、決済をツイッターアプリ外で行うのでAppleやGoogleの3割手数料はありません。そのかわりpaypal手数料がかかります。数百円送信してみたら45円くらいの手数料でした。
そして、投げ銭した人の住所、本名、メールアドレスはもらった人に全て見えてしまうので、これはかなり要注意ですね。 pic.twitter.com/oC2Ueu5dTo
— 吉永龍樹(ヨシナガタツキ@僕秩) (@dfnt) May 7, 2021
PayPayでの支払いのため住所や氏名、メールアドレスが相手側にバレてしまう可能性があります。
そもそも住所や氏名が分かって困るような相手にチップを支払わなければ良い話ではありますが、なかなかそうもいきませんよね。
他の支払い方法が追加されるまで待つか、諦めるかの2択と今のところはなってしまいますのでご注意を。
Twitterの投げ銭機能の世間の反応

ではTwitterの投げ銭機能に関して世間の反応はどうなっているのでしょうか。
投げ銭機能が本格化して、無断転載で伸ばした後にお金を集めるアカウントだらけのTwitterになったら…………
こんなインターネット抜け出して、みんなで海を見に行こうよ
— にゃるら (@nyalra) May 7, 2021
そんな感じのアカウントが量産されていきそうな未来が見えていますよね。
つまらないTwitter界ができてしまわないことを祈ります。
Twitterくん、最近「無断転載垢でも金が稼げる投げ銭システム」とか「ブロックされてるのを人のフォロー欄からでもわざわざすぐに見えるようにするシステム」とかバンバン出してるけど何で急にイ◇スタ系目指したゆるふわ路線から世紀末スラム街路線に変更したの?久しぶりに血が見たくなっちゃった?
— さんくす (@majitoutomi) May 11, 2021
投げ銭機能は中々荒れる気がしますね。
ただでさえ荒れ易く、晒されやすいSNSですからね。
(Twitterの投げ銭機能、美術館とか動物園とか博物館とかアニメスタジオとかゲーム開発チーム垢とかに、神社の賽銭箱の如く投げる風潮になったらいいな…)
— サテー@聖牌/ロブスターの天敵 (@syatey_12) May 7, 2021
このツイートのような使われ方が理想かもしれませんね。
特に最近は絵経営難に陥っている場所もあるので助けたいという方々も多いのではないでしょうか。
Twitter投げ銭が始まったら、無断転載とパクツイが今以上に激化して戦争になる説 pic.twitter.com/c4yriiZNpt
— 普通の生活が一番 (@Real2013Life) May 7, 2021
パクツイ論争はTwitterでは必ずと言っても行われています。
無駄に荒れやすい環境が作られてしまう気がしますが・・・
まとめ:Twitterの投げ銭機能は簡単に使えるが荒れる気がする・・・
今回はTwitterの投げ銭機能の内容や使い方、問題点や世間の反応について調査してきました。
使い方としてはかなりシンプルです。
注意点がいくつかあるのでそこだけは気をつけましょう。
また、Twitterを純粋に楽しみたい人はあまり使わない方が良い気がします。
平和なTwitterであり続けることを祈っています・・・