毎年4月になるとあちこちで新入式が行われますね。
新たな旅立ちということもあり、期待と不安を胸に新しい環境へと向かいます。
ですが、新入社員の中にはすぐに退職してしまう方も少なくはありません。
それはなぜなのでしょうか?
今回は「新入社員の退職理由で多いのはなにか」を紹介します。
目次
新入社員の退職理由
では調べていく中で新入社員の退職理由として多かったものを紹介します。
就活の時とのギャップの違い
就活をした際に体験したことや学んだことが、実際に働き始めてから全然違うためやめてしまうパターンも多いようです。
理想と現実の違いに入ってから気づいてしまうのでしょう。
職場の雰囲気も思っていたよりもきつい、、、と話している方もいましたね。
教育係が厳しい
新人の教育ということでつい意気込んでしまい厳しく当たってしまう方がいたのでしょう。
- 教育係についた人が厳しくてやめた
- 理不尽を強いられた
- 昼休みも仕事を強いられた
などの声もありました。
教育係関係のニュースなどもありましたね。
ある企業の男性が新入社員研修で過去のいじめの体験(される側)の告白させられ、吃音を指摘され自殺をしてしまったという悲しい事件がありました。
2013年5月に自死し、「業務上の死亡だった」として2015年に労災認定を受けています。
大学生活の自由さとの違い
入社式を行う少し前までは大学生の彼ら。
しかも学年も一番上ということもあり怖いものなしだったはずです。
そんな学生気分が抜けきらず入社してしまう方も少なくありません。
今年のニュースでもありましたが、先輩にタメ口を使ってしまい退職した新入社員もいましたね。
メンタルの弱さや言葉遣いが原因を作っている?
ここまであげてきた新入社員が辞めてしまう理由は全て会社に問題がある結果辞めてしまったものです。
しかし、本当に会社側にだけ問題があるのでしょうか?
先述したようにこのような記事がありました。
「建築・土木業界がブラックな環境だと世の中に騒がれていた頃で、毎年かなりの人数が退職していました。新入社員Aもそのうちの一人ですね。
私が事務担当者として常駐していた現場に、研修を終えたAが配属されてきました。初対面の印象はハキハキしているけど、ちょっとチャラいというか。“最近の子”だなぁという感じでしたけど、そこまで悪いとは思わなかったのですが……」
しかし、新川さんの予想をはるかに超える、Aの問題点が浮き彫りになってきたそうだ。
「Aは敬語を使えませんでした。本人は一応、敬語を使おうとしているのですが、会話をしていて5分もすると、“タメ口”になるんです」
引用元:ライブドアニュース
果たしてこの記事を見て会社側が悪いと言えるのでしょうか。
会社に入ったら先輩後輩は当たり前です。教えてもらう立場です。
また、仮にフレンドリーな会社であっても「親しき仲にも礼儀あり」です。
新入社員のそもそもの態度が退職への道を加速させている可能性もあります。
また、新入社員自身のメンタルの弱さも考えられます。
もともと弱気な方にグイグイ来るタイプの先輩がついた場合、相性として合わないことがあります。
この場合は配慮できなかった会社側に問題あり、となりますが順応しようとする行動を見せることも社会では必要です。
新入社員の退職理由の全てが会社にあるわけではない、ということも知っておきましょう。
まとめ:新入社員の退職理由は会社だけにあるとは言えない
新入社員の退職理由で多いのはなにか、ということで紹介してきましたが会社側にも新入社員側にも問題があるパターンもあります。
あと一つ知っておきたいのは
会社vs個人
となると個人が弱くなってしまい言い出せなくなることがあります。
新入社員が辞めてしまうことが多い会社はその原因を調べ、同じことが起きないようにするべきでしょう。