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南海キャンディーズの二人が不仲なのはなぜ?その原因は?

皆さんは南海キャンディーズという漫才コンビを知っていますか?

もちろん、知っているよ!という方が多いかと思いますが、南海キャンディーズの山里さんとしずちゃんが一緒に仕事をしているところをあまり見かけないかと思われます。

そのため南海キャンディーズは不仲コンビなのでは?と言われています。

今回は「南海キャンディーズの二人が不仲なのはなぜ?その原因は?」ということで紹介します。

南海キャンディーズというコンビについて再確認

南海キャンディーズの不仲についてお話しするためにはまずは南海キャンディーズについて少し知っていただく必要があります。

そのため簡単に山ちゃんとしずちゃんについて簡単にお話しします。

南海キャンディーズは絶妙なタイミングで始まった

南海キャンディーズというコンビは絶妙なタイミングでコンビが結成されました。

山ちゃんもしずちゃんも別々の人とコンビを組んでしました。

しかし、山ちゃんのある体質(性格とでもいいますか)により解散していました。

しずちゃんは別の男性とコンビを組んでおり半年ほど経っていました。

しずちゃんは少しずつではありますが成長を感じていたようですが突き抜けるまでにはいたらず。

どうにかしたいと思っていたところに山ちゃんからのオファーがあり、その当時の相方とは解散し山ちゃんを選んだようです。

一見すると引き抜きのように見えますが、しずちゃん自身が成長が伸び悩んでいたため変化が欲しい・成長したいの一心だったようです。

解散した山ちゃん、成長やおもしろさを選んだしずちゃんは2003年にコンビを結成したのでした。

山ちゃんとしずちゃんの芸風や性格は?

ここでは二人の芸風や性格についてお話しします。

この次の不仲だった理由と繋がります。

山ちゃんの芸風・性格

山ちゃんの芸風は元々「ボケ担当」でしたが、南海キャンディーズではツッコミ役でしたね!

芸風はボキャブラリー豊富なツッコミで、しずちゃんの「ぼそっ」と呟くボケに突っ込んでいましたね!

南海キャンディーズのネタのほとんどは山ちゃんが考えて作っていました。

しずちゃんのキャラに対してもプロデューサーのように指示し、徹底させていたようです。

ネタに関しても妥協することなく向上心持って取り組んでいました。

そんなやまちゃんは明るく楽しく、ボキャブラリーも豊富なため芸人としても素晴らしいと言われていました。

しかし、彼の性格の一部は「とにかく相手に要求する干渉体質で嫉妬深い性格」とも言われていました。

なんとなく想像がつきませんよね・・・

この性格が原因でしずちゃんの前の相方を追い詰めてしまい解散をなっています。

しずちゃんの芸風・性格

しずちゃんといえばあの独特なキャラが持ち味で何事にも動じない様子にファンも多くいました。

芸風としてはぼそぼそーっとボケを呟き、それに山ちゃんが突っ込む感じでしたね!

南海キャンディーズのボケ担当ということで脚光を基本的に浴びていたのもしずちゃんといっても良いでしょう。

ネタは山ちゃんが書いていましたが、元々組んでいたコンビではしずちゃんがネタを考えていました。

そんなしずちゃんは元々は芸人ではなく「女優」になりたく養成所にも通っていたようです。

その養成所での授業で自由演技をした際に「自分って誰かを笑わせたいんだ」と気づき芸人を目指し始めました。

やまちゃんと組むまでは自分でネタを考え引っ張っていっていましたが、山ちゃんがプロデューサーのように指示するようになってからは基本的に「受け身体質」になっていました。

基本的にはしずちゃんは「マイペースな性格」です。

それはテレビ番組などでもなんとなくわかっていた方は多いかと思います。

南海キャンディーズの二人が不仲なのはなぜ?その原因は?

ではメインの南海キャンディーズの山ちゃん、しずちゃんがなぜ不仲だったのかその原因をお話しします。

先に言ってしまうと二人の性格が原因でした。

脚光を浴びるしずちゃんへの嫉妬

南海キャンディーズの芸風はツッコミがやまちゃん、ボケがしずちゃんです。

笑いを取るのは基本的にボケ役。

もちろん、そのボケに対してツッコミが成立するから笑いが取れるわけですが視聴者からするとボケ&キャラ的に面白いしずちゃんに注目します。

ネタを考えているのは山ちゃんなのに、脚光を浴び人気者になるのはしずちゃん。

山ちゃんの性格は「嫉妬深い性格」です。

ネタ作り兼プロデューサーでもある自分、さらに今まではボケ役でもあった自分が脚光を浴びられない。

その気持ちがしずちゃんの人気の上昇に伴い爆発していたのです。

その結果、徐々にしずちゃんへ厳しく当たるようになってきました。

特に2004年のM-1で準優勝を飾りブレイクし、さらにしずちゃんにスポットライトが当たるようになってからは厳しくなったようです。

ストイックすぎる山ちゃんとマイペースなしずちゃん

南海キャンディーズの同期には

  • NONSTYLE
  • キングコング
  • オードリー

なとその当時のトップ、そして今もなお人気のお笑いコンビが存在します。

同期=ライバル、であるため山ちゃんは同期に負けるわけにはいきませんでした。

そのため、しずちゃんのキャラ作りの際には「お前は今日から人間じゃない」というニュアンスの言葉を浴びせていたようです。

結果的にはしずちゃんのキャラは大当たりで2004年のM-1グランプリでは結成から決勝進出まで最短記録(1年6ヶ月)となっています。

結成から2年経たずでこの結果まで持っていくというのは並大抵のことではありません。

ネタ作り兼プロデューサーの山ちゃんはさらにストイックになっていくわけですが、ここでしずちゃんのマイペースさが問題となってしまいます。

基本的にお笑いの研究に没頭していたのは山ちゃんであるため、ゆっくりとマイペースなしずちゃんに苛立ちを持ち始めたのです。

過去に何度かしずちゃんから提案はあったようですが否定されることが多かったとのこと。

こうなると、しずちゃんは何も言えなくなってしまいます。

しずちゃんがお笑い以外で成功しさらに嫉妬する

M-1の準優勝から南海キャンディーズはテレビ出演なども多くなり、仕事も増え始めました。

そんなとき、しずちゃんが2006年に女優デビューを果たしました。

初出演となった作品は映画「フラガール

この作品は観客動員130万人、興行収入15億円超を記録する大ヒット作品となり、第30回アカデミー賞最優秀作品賞までも取ってしまいました。

さらにさらに、しずちゃんはなんと「新人俳優賞」も取ってしまうなど大成功を収めたのです。

世間はもちろん、世界からも注目されたしずちゃん。

嫉妬深い山ちゃんからすると・・・

この時が1番イライラが頂点だったと言われています。

南海キャンディーズの二人は今でも不仲なの?

では、南海キャンディーズでは今でも不仲なのでしょうか。

ここまでの説明で終わってしまうと山ちゃんがやばい感じですが、実はそうではありません。

千鳥の大吾さんに救われる山ちゃん

しずちゃんへの嫌がらせなどでコンビ中はどんどん悪くなりました。

その結果、良いネタが書けなくなり徐々に笑いも起きなくなってきました。

笑いが起きないことにより自信喪失に陥る悪循環

山ちゃんは芸人を辞めることをマネージャーに伝えました。

芸人を辞めることを聞いた千鳥の大吾さんが自身のライブに山ちゃんを招待しました。

山ちゃんのが何を言っても受けるような状況を作り、大笑いを引き起こしました。

これでもお笑いやめるんか?」との言葉に芸人を辞めることを決意。

しかし、これでしずちゃんと仲が戻ればいいのですがそうはならず

なぜか助けてくれた大吾さんとしずちゃんと比較し、しずちゃんは何もしてくれないと嫌がらせを再度始めます。

このタイミングでしずちゃんはマネージャーに山ちゃんとの共演NGを伝えたのです。

徐々に仕事が増え重鎮にも認められる山ちゃん

しずちゃんはそのころボクシングもやっていました。

なんとロンドン五輪を目指すということでさらに芸人としての活動は減っていき、南海キャンディーズとしての活動も少なくなりました。

この時期が南海キャンディーズの完全崩壊といっても良いでしょう。

テレビで南海キャンディーズをあまり見なくなる中、山ちゃんにある仕事がやってきます。

それが「スッキリ」の天の声役です。

山ちゃん(本人はキャラとして自分ではないと言っているが)は天の声、つまりナレーションとして成功してくことになります。

そうした中、重鎮のテリー伊藤さんから「君面白いね」と認められ自信を取り戻します。

この時、山ちゃんは「相方への嫉妬で足を引っ張ることに時間も力も費やしていた」ことに気づきます。

再度M-1へ、そしてしくじり先生で・・・

自分が間違っていたことに気づいた山ちゃんは心を入れ替え、しずちゃんへ歩み寄ります。

ここまで散々なことをされてきたしずちゃん、拒否されてもおかしくはなかったのですがしずちゃんも歩み寄ります。

再度M-1で優勝を目指すことになりました。

結果としては2017年のM-1で準決勝敗退で終わりとなっていますが、2016年のM-1出場からコンビでの仕事が増えています。

そして2018年12月14日のしくじり先生にコンビで出演

そこで芸人引退を考えたことや、コンビ不仲説などについて説明しました。

嫉妬で自分を見失いコンビなのに共演NG&解散危機」という内容でした。

つまり、ここまでの説明を山ちゃんがテレビでお話ししました。

そして授業の最後は「嫉妬で自分を見失うな!新たな自分を生むチャンスだと思え」という名言を残します。

そして本当の最後に台本にはない言葉。

15年間しずちゃん言えなかった「今までごめんなさい」を伝えました。

15年分の後悔、反省が全て込められていました。

まとめ:山ちゃんの性格&嫌がらせが原因だったが今は無事仲直り!

南海キャンディーズの二人が不仲なのはなぜ?その原因は?」ということで紹介してきました。

まとめると、山ちゃんの性格の嫉妬から来る嫌がらせが原因でしたね。

しかし、15年越しの謝罪の言葉を伝えてコンビでの活動も増えました。

しくじり先生を見たときには涙が出そうでした。

山ちゃんは天の声を中心に司会者や声優、ラジオパーソナリティなどの仕事をしています。

さらに2019年には蒼井優さんと結婚しましたね!

しずちゃんは舞台や映画、ドラマ、などの女優業やボクシング、絵本を描くなど幅広く活躍しています。

ソロでの仕事が変わらず多いですが、2021年の正月のドリーム東西ネタ合戦にもコンビで出演していました!

お笑いコンビとしての今後も二人の活躍が見られると良いですね!