政治・経済

国会議員は給料をもらいすぎ?その仕事内容も合わせて紹介!

あなたは国会議員の給料についてご存知ですか?

巷では「高すぎる」や「仕事に見合ってない」などマイナスな言葉が多くみられます。

今回は「国会議員は給料をもらいすぎなのか?その仕事内容も合わせて紹介!」ということで紹介します。

国会議員の給料はどのくらい?

ではまずは国会議員の給料がどのくらいなのかを紹介します。

国会議員は2200万円が平均

国会議員の平均的な年収は2200万円であることがわかっています。

国会議員の給料は「給料=議員報酬」です。

この2200万円の内訳にはサラリーマンのボーナスにあたる期末手当が含まれます。

期末手当ては6月と12月に国家公務員に支給され、国会議員の期末手当ては約630万円と言われています。

月に100万円以上もらっているなんて、やはり国会議員はすごいですよね・・・

地方議員との比較

国会議員と地方議員ではどのくらい給料に違いがあるのでしょうか?

全国で見ると愛知県の議員報酬が1番高く、約98万円が月に支給されています。

これは県によって変わり、大阪などは2011年から議員報酬30%削減などの政策により約65万円となっています。

同じ地方議員でも30万円ほどの差が出ていますね。

国会議員でも年数や役職で変わると思いますが、ここまで大きな違いは出ないのでは無いでしょうか。

とはいえ、1位の愛知県をと比較すると国会議員との大きな差はそこまで無いのかもしれませんね。

日本の平均年収と比較

では続いて、日本の平均年収と比べてみましょう。

日本人の平均年収は436万円です。

平均賞与が70万円ほどなので、月に30万円ほどの支給となります。

国会議員と比べると約3〜4倍の違いとなりますね。

あくまでもこれは中央値なので、もっと低い世帯もありますし高い世帯もあります。

ただ、国税庁の調査では年収1000万円超えは全体の5%のため、国会議員はかなり希少な存在であることは間違いありませんね。

国会議員の仕事内容は?

では続いて国会議員の仕事内容を確認しましょう。

法律を作る

私たちを守り、秩序を守ってくれているものは「法律」です。

その法律の提案や法案の審議、法律の制定などが挙げられます。

基本的に大きく法律が変わることはありませんが、時代の流れとともに微妙に変化しています。

そういったものを適宜変更・改善してくれているのが国会議員です。

国会など法律について答弁している様子が観れるので私たち国民もその流れを確認することができます。

予算の決定

国会議員は内閣が策定した予算案を国会で審議検討し、予算が決定されます。

国会の様子を見ていると「本当にこの〜は必要なんですか!!」と予算について怒っている方を見かけるかと思います。

旅行の予算や会社の予算などではなく私たち日本の国民の予算を決定しているのが国会議員です。

また、内閣がその決められた予算を決められた通りに使ったか、不正はなかったかを確認するのも国会議員の役割です。

そのため、国会議員という職は「信頼・信用」が十分に必要となります。

内閣総理大臣の選出

国会議員は内閣総理大臣の選出を行います。

憲法の67条には「内閣総理大臣は国会議員の中から国会の議決で指名する」というものがあります。

最近では安倍元総理大臣から菅総理大臣へとなりましたね!

総理大臣は国の代表となるためたくさんのなかから選ばれます。

あくまでも国会が内閣総理大臣を指名して、天皇陛下から任命です。

中学生のテストなどでも出題されるのでお忘れなく!

国会議員は給料をもらいすぎ?

では以上を踏まえ国会議員は給料をもらいすぎなのかどうかを考えていきましょう。

結論「もらいすぎではない」と言えます。

私たち国民の代表が国会議員です。

そのためやることは多く、責任も大きいです。

国会議員の給料が高すぎるという話が出てしまうのは「不誠実な議員」がいるからです。

国会中に寝ていたり、不適切な発言を繰り返したり、着服をしたり・・・

国民の代表である方々が不誠実なことを行うためそのような評価がされてしまいます。

正しい働きをしてくださっている議員さんがほとんどであるためこの給料は問題はないかと思います。

まとめ:もらいすぎではないが、問題も多い

国会議員は給料をもらいすぎなのか?その内訳を種類ごとに解説!」について紹介してきました。

給料に関してはもらいすぎてはいないと思いますが、問題も多くあります。

一部の議員の不誠実な態度が問題で国民からの評価が落ちていることは明らかです。

国の代表として今後の活躍にも期待したいところですね。