政治・経済

岩手県にアベノマスクが届かない理由|マスク購入の方が先?

マスクの品薄状態が続き、国から布マスクの配布が決定された。
しかし、東京では4/17から配布されると言われていたが全ての世帯への配布はできていない現状です。

筆者は岩手県にいますがいわゆる「アベノマスク 」が届いたという声は聞いていません。

アベノマスク が必要かどうかはともかく、決定から配布までに時間がかかりすぎているという意見が多く寄せられています。

今回は「岩手県にアベノマスクが届かない理由|マスク購入の方が先?」と題してアベノマスクが届かない理由を今出ている情報を元に説明します。

岩手県にアベノマスクが届かない理由は?

岩手県にアベノマスクが届かない理由は2つあります。

  • 地方であり発送場所から遠いということ
  • アベノマスクへの異物混入により回収していること

この2つの理由から遅れていると言えます。

地方であり発送場所から遠いということ

大体のものは東京などの大きな都市から配布が始まります。もちろん、必要な数も圧倒的に多いからということもありますが、近い場所であることが理由でしょう。岩手県は東北でも北に位置し、仮に東北で比較するならば宮城県がアベノマスク配布が早いのではないかと思われます。

しかし、いくら発送場所から遠いとは言え、1ヶ月以上も差が出てしまうことは考えにくいです。この理由以外が原因であることが考えられます。

アベノマスクへの異物混入により回収していること

異物混入による回収が1番の理由でしょう。

アベノマスクが届いた家庭から異物混入の指摘がかなりの数見られ、話題となっています。蓮舫議員の知人宅のアベノマスクにも異物混入があった言われています。

異物混入などが明るみとなり、回収をし検品を再度行うという旨が発表されています。

今から検品となるとかなりの時間がかかると予想されますね。回収に使う時間と検品に使う時間、さらに再送する時間がかかることが岩手県にアベノマスクが届かない理由となります。このままのペースだと5月中の到着は不可能、6月も難しいかもしれませんね。

さらに今回のアベノマスクは466億円の予算。そこに検品などの費用で8億円が追加で使われる予定となっています。

お金も時間ももったいないのではないかと個人的には思ってしまいます。

マスク購入の方が先?

アベノマスクが届くよりも先にマスクの流通が始まる可能性があります。元々、マスク自体は時々流通がありました。又、最近ではインターネット上で割高ではありますが購入できる状態となっています。

アベノマスクが届くのは6月〜7月になる可能性を考えると、国内のマスク製造が追いつく可能性が高そうです。

菅官房長官も14日の記者会見で「店頭の品薄状態が徐々に改善し、上昇してきた価格も反転の兆しがある」と言っていました。もちろん、今すぐに品薄が改善されるわけではありません。しかし、確実に品薄状態は改善に向かっています。今よりも足りなくなることはないでしょう。

もちろん、マスクの買い占めなどが行われず節度を持った行動を取れる人がいることが前提とはなります。

そもそも世帯ごとに2枚の布マスクでは、洗濯をすることを考えると足りないのでマスク購入が結局は必要となりますよね。では、アベノマスクは不要なのでしょうか?

アベノマスクは不要?

アベノマスクに対して「不要」「無駄」「いらない」と言ったマイナスな言葉が多々見られます。当初は各世帯マスク2枚配布に関して苦言、他国からは嘲笑されていました。

しかし、アベノマスクは本当に不要なのでしょうか。

岩手県には高齢の方がたくさんいて、高齢化率もかなり高いです。
マスクが手に入りやすくなってきているものの、朝からお店に並んだりインターネットで購入すると言ったことが難しい年齢層がいることを忘れてはいけません。

これは岩手県だけの話ではなく、全国共通だと考えます。
アベノマスクは確実に手元に届く貴重な機会である人もいるわけです。

そのため、マスク配布を今から止めてしまうのは避けていただきたいと考えます。仮にいらないという人は必要としている人に譲渡してあげてください。

「アベノマスクがいらない」という方々が100%ではないということを忘れないください。

とは言え、時間かかりすぎです!!

まとめ

「岩手県にアベノマスクが届かない理由|マスク購入の方が先?」ということでお話ししてきました。

岩手県に限らず同じような理由からマスクが届いていない世帯が多いようです。

アベノマスクが不要であるという方は必要としている方に分けてあげてください!

1日でも早く、マスクの流通が安定してくれることを祈っています。

追記:無事全世帯に届きました。