皆さんはトイレに行くときになんて言いますか?
時と場所、誰に言うかによって言い方を変えている人も多いかと思います。
今回はトイレに行く際の伝え方をいくつか紹介します。
今回紹介した分を知っておけば大抵の場所では困らないでしょう。
トイレ・便所

トイレ・便所はかなり直接的な表現となります。
トイレや便所ですることは限られているため他人に対して伝えるときには避けたほうが良いかと思われます。
家族や仲のいい友達などであれば問題はないかもしれませんが親しき中にも礼儀ありです。
便所よりはトイレのほうがまだ相手に伝わる感じが良いです。カタカナっていいですね。
それにしても便所はあっても尿所という言葉がないのは不思議ですね。
お手洗い
かなりの人が使っているのが「お手洗い」でしょう。
丁寧語であり、手を洗うがメインの言葉となっているためトイレや弁便所という言葉と比べると伝わり方が丸いです。
一番無難で男女ともに使える言葉で比喩的な表現です。
どこで使っても違和感がありませんね。第一選択としては「お手洗い」を選んで使いましょう。
お化粧室
「お化粧室」も無難で比喩表現となるのでいいでしょう。
ただしお化粧室は女性が使うことがほとんどです。
今は男性でも化粧をする方もいるため男性が使っても間違いとはなりませんが、相手に伝える際には女性が使ったほうが無難です。
トイレではなく化粧を直す場所として化粧室を設置しているところもあるので、トイレ=化粧室となりにくいのも良いですね。
お花摘み/雉撃ち

女性はお花摘み、男性は雉撃ちという表現もあります。
もともとどちらも登山用語のようです。
これは外にいる際に用便を足す際に用いる言葉です。
あまり詳しい表現はできませんが、男性と女性がそれぞれ用足しをする際の態勢がそれぞれの言葉の元になっているようです。
雉を撃つほどかっこいい感じで用を足したことは個人的にはないです。
昭和までに使われていたトイレ言葉

現代ではここまで確認してきた言葉をつかえれば問題はありません。
実は昭和までに使われていた言葉もあります。
憚り(はばかり)、雪隠(せっちん)、厠(かわや)、手水(ちょうず)、御不浄(ごふじょう)
このような言い方がありました。
厠は日本の軍隊で公式に使われていた言葉です。
そのほか言い方は現代では聞くことはほとんどないでしょう。
筆者は「雪隠」という言葉は小学3年生の時学びました。
国語でモチモチの木という話を勉強した際に「雪隠」という言葉が出てきました。
知っている方も多いのではないでしょうか?
現代では使うことはありません。
まとめ:お手洗い・お化粧室が無難
まとめとしては「お手洗い」「お化粧室」が無難ですね。
かっこいい感じが良ければ雉を撃つを使ってみましょう。
便所とは他人には言わないほうがいいでしょう。
お勧めは雪隠です。