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宿題代行サービスは高い?安い?法的に問題はないけどもったいない!

夏休みや冬休みは楽しいことがたくさんで子供たちは遊びに集中します。

その結果、休み終了間際に訪れる「まだ宿題終わってない」という悲しい悲鳴。

そんな中、最近では「宿題代行サービス」というものが役に立っているようです。

今回は「宿題代行サービスは高い?安い?法的に問題はないけどもったいない!」ということで紹介していきます。

宿題代行サービスは高い?安い?

ではまずは宿題代行サービスが高いのか安いのか確認していきましょう。

宿題代行サービスの価格は?

宿題代行サービスの価格は平均的に以下のようになっています。

  • ドリル:5,000円〜
  • 感想文・作文(400字詰め1枚あたり):2,500円〜5,000円
  • 自由研究:4,500円〜7,000円

以上が小学生の宿題の価格となります。

中には小学生〜大学生まで幅広く行ってくれるところもあります。

宿題代行サービスは高い?安い?

果たして、宿題代行サービスの価格は高いのでしょうか?安いのでしょうか?

小学生の価格設定で考えてみましょう。

ドリルは1冊50ページから100ページほどだとすると、1枚あたり100円ほどとなります。

小学生のドリルは1ページあたりの内容はスカスカです。そのため、1枚100円は圧倒的に高いと思われます。

また、ドリルが各科目で分かれていた場合はそれぞれでお金がかかります。

感想文も、原稿用紙3枚で7,500〜21,000円となります。

小学生の感想文にそこまで出しますか?何かの賞を狙ったり、素晴らしいものを出したいというのであればいいのかもしれませんが、高すぎます。

小学生レベルの1200文字で20,000も出すなら違うことにお金を使いましょう。

自由研究の4,500円〜7,000円は悪くないと思います。1番効率が良いかと思われます

自由研究の場合は実際に作ったり、試したりなど時間がかかるため宿題代行サービスで終わらせてしまっても良いと思います。

結論、自由研究以外は高すぎです。

宿題代行サービスは法的に問題はないけどもったいない!

宿題代行サービスは法的にはまったく問題はありません。

私文書偽造罪・偽計業務妨害罪にもならないので安心してください。

しかし、子供にとっては悪影響となるかもしれません。

怠け癖がついてしまう可能性

まず第1に怠け癖がついてしまう可能性があります。

「宿題をやってなかったら代行に頼めばいいや」なんていう、自家用車できたのに誘惑に負けて酒を飲んでしまった人みたいな考え方になります。

1回やると次も次もと癖にしてしまい、自力で宿題をやらなくなってしまう可能性があります。

その結果、怠け癖がついてしまいます。

宿題は、小・中学校、高校、大学と続いていきます。その最初の方で怠け癖がついてしまうともう大変です。

学力低下の可能性

そもそも宿題はなぜ行うか考えてみましょう。

それは「長期休みで学んだことを忘れないように復習」と「勉強をする癖をなくさない」ためです。

それをやらずに済ませてしまうということは「学力低下」の直接的な原因となってしまいます。

近年、小中学生の学力低下が大きな問題となっています。「ゆとり教育」のせいだと言われていることもありますが、そもそも勉強をする習慣がなくなっているのも現状です。

今回は小学生を中心に話していますが、中学生以降で勉強しなくなるともう復帰できません。

そのため、小学生のうちから自分で勉強をする癖をつける必要があるのです。

お金がそもそももったいない

学力や怠け癖ももちろん重要ですが、なによりお金がかかりますよね?

けっして安い価格ではなく、全て宿題代行サービスを使うと3万円以上にはなるのではないでしょうか?

その3万円があれば塾にも行けますし、美味しいご飯も食べられます。

そもそも、長期休暇のうちに少しずつやれば使う必要のないお金です。

仮にギリギリでどうしようもない、という時は親御さんが助けてあげれば良いのです。

小学生くらいであればすぐになんとかなります。

筆跡も本人に書かせればバレずに済みます。

中学生以降だと難しいかもしれませんが、中学生ならば少しは助けられると思います。

親御さんの助けがあればしっかり終わらせられるはずです。

宿題代行サービスはバレない?

では最後に宿題代行サービスはバレないかをお話しします。

宿題代行サービスではないけど・・・

実際に宿題代行サービスではありませんが、私が「母親」に宿題を手伝ってもらった小学生の時の話をします。

冬休みの終わる3日前にほとんど丸々やっていないドリルが見つかりました。

私は母親に泣きつき手伝ってもらいました。

しかし、宿題を提出した後に先生に呼ばれ「親に手伝ってもらったね?」と言われました。

そうです。私と母親の筆跡が全く違いました。また、書いてもらった感想文も私が習っていないはずの感じが使われており、失敗に終わりました。

普通に怒られ、母親と謝りました。

やはり、簡単にバレるものです。もちろん、宿題代行サービス側もしっかり寄せてきますが全く同じとは言えません。

どこかで綻びがありバレてしまう可能性があります。

バレた後を考えると自分でやったほうが本人も親御さんもいいのではないでしょうか。

法的にもなにも問題はない

どうしても宿題代行サービスを使いたいという方は安心してください

法的には全く問題はありません。

宿題は自分でやらなくてはならない、という法律もありません。

宿題代行サービスによって誰かに迷惑をかけるということもないため大丈夫です。

しかし、1度バレたら目をつけられるので信用という面ではオススメできません。

まとめ:自分でやることに意義がある

宿題代行サービスは高い?安い?法的に問題はないけどもったいない!」ということで紹介してきました。

金銭面、学力、信頼を考えると宿題代行サービスはオススメできません。

少ない日数でも自分でやらせて、間に合わなかったら自分で謝らせるのも教育です。

まずは少しずつ宿題をやらせるようにしましょうね!