夏も本番を迎え気温がかなり高くなってきました。
アウトドアにぴったりの季節ということもあり釣りに出かける方も多いのではないでしょうか。
その際に、海まで遠いからと車中泊をして釣りに臨む方も少なくはありません。
この記事を書いている私も同じように車中泊をしています。
今回は「【要注意】夏場の釣り車中泊で気をつけること&準備したい道具」ということで夏の釣りでの車中泊の注意点などを実体験をもとに紹介します。
目次
【要注意】夏場の釣り車中泊で気をつけること

では早速夏場の釣り車中泊で気をつけるべきことを紹介します。車中泊&釣りというワクワクする組み合わせではありますが、気をつけるべきことがたくさんあります。
熱帯夜による脱水症状や湿度
夏場で1番注意が必要なのは熱中症です。
体内の水分が4〜5%ほど失われると頭痛やダルさなどの脱水症状が起きます。
私たちは「口や鼻からの呼吸」「皮膚呼吸」「発汗」「排尿・排便」などで常に水分を失っています。
それを補うのが「食事や水分摂取」です。
夏はただでさえ暑く水分を失いやすいのですが、社中だとさらに水分を失いやすくなります。
また、漁港や磯場の近くなど海の近くでの車中泊では湿度も高くなりやすく、実際の気温よりも暑く感じることもあります(梅雨なんかを想像するとわかりやすいでしょう)
釣りをしている時間は水分を摂る時間が思っているよりもないため、脱水症状になりやすくなります。
1日1.5Lの水分摂取で普段は良いのですが、夏場の車中泊では1日2〜2.5Lを目安に水分を摂りましょう。
水分摂取では1回量が多いとお腹の調子を崩しやすくなります。
できるだけ少ない量をこまめに摂ると良いでしょう。
また、摂取する水分量が増えることでトイレに行く回数も増えることでしょう。そのため、トイレの近くで車中泊することをお勧めします。
スマホなどの電子機器
夏場は車内が暑くなります。
そのため、車に長い時間電子機器を置いておくと夏が内部に溜まり故障しやすくなってしまいます。
iPhoneだと内部の熱が高くなることでこのような表示が出てしまうことがあります。
この状態で急激に冷やすとさらに故障しやすくなるため徐々に熱を下げてあげましょう。
iPhoneだけでなく、他の電子機器でももちろん高温は悪影響となるため気を付ける必要があります。
オススメは温度を下げてくれるケースを使うことです。しかし、そこそも費用がかかってしまいます。
ですので個人的にオススメは「直射日光が当たらない」「厚手のタオルに包む」この2点を行いましょう。
私は後部座席の足元に厚手のタオルで包んで放置しています。
理由は、直射日光を避けることで夏の吸収を抑え、厚手のタオルに包むことで包んだ内部の温度を保持させる目的です。
車自体を日陰に駐車できればさらに電子機器を守ることができます。
海の付近では電子機器が風などでも錆びやすくなるため、適切に車で保管しておくのが良いでしょう。
高温による食中毒
夏場は食べ物が腐りやすくなります。これは誰もが知っている常識です。
しかし、自分が持ってきたものが腐っている可能性を考える人は少ないのです。
と思ってしまい食べて病院へ・・・となる人の多さは予想以上です。
基本的には食べ物の包装に書いている温度の低い方に合わせるようにしましょう。
そして、夏場の車中泊ではかならず「クーラーボックス」などの保冷用の入れ物に飲食するものは保管してください。
飲み物も例外ではありません。お茶もです。
釣り車中泊ではある程度は衛生面を犠牲にする場面もありますが、事前に対策できる部分は必ず対策をしましょうね!
私は必ずクーラーボックスに2Lの水を凍らせたものを入れて持っていっています。
こうすると釣った魚も保存できるので便利ですよ!
釣り用のクーラーボックスを購入するとかなり高価となります。
連日の車中泊ではなく、1泊程度であれば安い大きめのクーラーボックスに凍らせたペットボトルで十分です。
もちろん、クーラーボックスの直射日光は避けましょう。
虫対策
夏場の車中泊でイライラさせる存在「虫」
この対策も忘れてはならないでしょう。
特に海に近くは小さな虫がたくさんいます。
汗をかき、車で寝泊りをしていると虫が寄ってきやすくなるため虫除けスプレーなどで対策しましょう。
特に「蚊」などの刺して腫れる系の虫はイライラすること間違い無いのでご注意を。
虫焼けスプレーなどのスプレー缶を暑くなっている車内に放置すると爆発する恐れがあるので注意しましょう。
小さめのサイズのものを持ち歩くか、シートタイプの物を準備すると良いでしょう。
また、車内でスプレーを使うと吸い込んでしまう可能性があるので、かならず社外で使用しましょうね!
寝不足による集中力の乱れ
「慣れない車内」「暑い夏」となると寝苦しく、思っている以上に睡眠が取れていないことが多々あります。
フルフラットにできる車内であればまだ睡眠は取りやすいかもしれませんが、フルフラットにならない車だと眠れて2〜3時間ということもあるでしょう。
睡眠不足が起きると、釣りの最中に眠気が遅い事故につながってしまう可能性が高くなります。ただでさえ夏の釣りは体力が落ちやすいため、睡眠はしっかり取りましょう。
時間がある方は睡眠を最低でも6時間取ってから釣りに向かいましょう。また、眠気があるときの運転は絶対に避け、事故だけは起こさないように気をつけましょうね!
夏場の釣り車中泊で準備したい道具

では続いて夏場の釣り車中泊であったら便利な道具を紹介します。
クーラーボックス
1番良いのは釣り用のクーラーボックスを購入することですが、どうしても高いものが多くなってしまいます。
26Lで8000円超えですからね・・・6Lで4000円弱のものもありますが、あまり量が入りません。
しかし、釣りようでなくても良いのであれば安く良いものもあります。
Amazon限定ではありますが、同じ26Lで5500円ほどで購入できます。このサイズよりも小さいのももちろんあるのでこちらがオススメですね。
保冷剤はやはりペットボトルを凍らせたものがオススメです。
解けたら水として釣り道具を洗うのにも使えますし、何よりも別途費用がかからないことがメリットですね!
車用サンシェード
夏場の直射日光によって車内は30度以上になることがほとんどです。
この温度上昇を避けるためにオススメなのがサンシェードです。
太陽光が車内に入ってこないようにするものですね。見たことある方がほとんどだと思います。
もちろん、基本の用法は車内への直射日光を避けることです。
ですが、車中泊ではもう一つの役割を果たします。
それが「外から見えなくする」ということです。車中泊では、フロントガラスに何も無い車中泊をしている姿が丸見えです。
サンシェードを使うことでプライベートを隠し、さらに防犯効果も高めてくれます。
臭いが少ない虫除けスプレー&虫除けシート
夏の車中泊ではかならず虫対策はしたいですよね。
しかし、虫除けスプレーなどできになるのが「臭い」だと思います。
そんな時には臭いの少ない虫避けスプレーをお勧めします。
スキンガード 250ml ジョンソン スキンガ-ド250ML
普通の虫除けスプレーだと12歳以下は使えないものなどもありますが、スキンガードは小さいお子さんでも問題なく使用できます。
そのくらい臭い的にも安心して使うことができるということです。
これを一本持っておくだけでアウトドアは安心ですね!
夏の車中泊は場所選びを気をつけよう

夏の釣り車中泊で1番注意したいのは場所選びです。
場所次第では熱中症も虫も避けることができます。
漁港付近での車中泊は車にもダメージが大きいのでできれば避けたいところです。
最近では車中泊ができない場所もあるため注意しましょう。
オススメはコンビニやトイレなどが近くにある場所です。
まとめ:夏の釣り車中泊は事前準備が大事
「【要注意】夏場の釣り車中泊で気をつけること&準備したい道具」ということで紹介してきました。
夏の釣り車中泊は事前お準備でどのくらい対策できるかで楽しめるかが決まると言っても過言では無いでしょう。
かならず熱中症対策は忘れずに行って快適な夏の釣りを楽しみましょう。