あなたは工事中の道路で片側通行になっている場所には信号が設置されていることがほとんどです。
その信号待ち中にハザードランプを点けている車両を見かけたことはありませんか?
今回は「道路工事で片側通行の信号待ちでハザードランプを点ける理由は?」ということで紹介します。
目次
道路工事で片側通行の信号待ちでハザードランプを点ける理由は?

では早速、道路工事で片側通行の信号待ちでハザードランプを点ける理由について紹介します。
道路工事で片側通行の信号待ちでハザードランプを点ける理由
道路工事で片側通行の信号待ちでハザードランプを点ける理由は「信号待ちをしていることを後ろの車両に伝える」です。
通常の信号では上にあるため運転中も確認しやすいですが、道路工事での信号は地面にあるため確認しづらくなります。
そのため信号に気づかずスピードを緩めなかったり、止まっている理由がわからずに越そうとしてしまい事故となってしまう可能性があります。
そういった事故を防ぐためにも片側通行での信号待ちではハザードランプをつけています。
信号待ちでハザードを点けないと法的にはどう?
では片側通行の信号待ちでハザードを点けないと法的には問題があるのでしょうか?
結論から言うと「法的には全く問題はない」です。
そもそもハザードとは危険の原因・危険物・障害物などを意味する英語です。正式名称は非常点滅表示灯と言います。
つまり、ハザードをつけることで危険を後ろに伝える働きがあります。
そして道路交通法ではハザードランプ の使用タイミングについて説明されています。
- 路肩への停車時はハザードランプまたはテールランプを点灯する
- スクールバスやタクシーは子供やお客さんを乗り降りさせている時はハザードランプ を点灯
- 自動車の事故や故障などの非常事態時にハザードランプ を点灯させる
こういった使い方となります。
これは道路交通法を簡単に説明したものです。
つまり、ハザードランプを「法的に」使用しなければならないタイミングは以上の3つであり、それ以外には「法的な」使用は決められていません。
自動車学校などでもこのタイミングでのハザードランプの使用については必須ではないため教えていないことがほとんどだと思います。
法的ではありませんが、工事現場などで指示などがあったら従うべきでしょう。
信号待ちでのハザードはいつまでつけるべき?日中も必要?

片側通行の信号待ちでのハザードランプは「後ろの車両が来るまで」でOKです。
また、日中もハザードランプ をつけるべきでしょう。
そして片側通行の信号待ちでのハザードランプの使用時は点灯後は変に路肩側に寄らないようにしてください。
「お先にどうぞ」と勘違いしてしまう可能性があるからです。
基本的に自分の後ろの車両にだけ伝えれば問題はないため、永遠と転倒を続ける必要はありません。
また、片側通行の信号待ちでのハザードランプ の使い方も厳密には正しい使い方ではないと言われることもあるため、変に長く点灯させるべきでもないでしょう。
とはいえ、夜間は周りの状況が掴みにくいためハザードランプで知らせることは交通事故予防には効果的と言えます。
まとめ:片側通行の信号待ちのハザードはしっかりつけよう!
「道路工事で片側通行の信号待ちでハザードランプを点ける理由は?」ということで紹介してきました。
ハザードランプの使うタイミングの基本は先述した3つとなります。
しかし、例外的に使用されている場合もあるため適宜使用すると良いでしょう。
しかし、使いすぎは逆に事故を引き起こしてしまう可能性もあるためその見極めも重要となるため注意しましょう。