女子ゴルフの渋野選手に対して大会中にお菓子を手渡したとして問題となっています。
たしかに普通に考えて良いことではないとは思われますが、なぜここまで問題となっているのでしょうか。
今回は「女子ゴルフ渋野選手へのお菓子手渡し行為はなぜ問題?お菓子を渡した理由は?」ということで紹介します。
目次
女子ゴルフ渋野選手へのお菓子手渡し行為はなぜ問題?

ではまずは女子ゴルフ渋野選手へのお菓子手渡し行為はなぜ問題を説明します。
野球の試合の間に栄養補給としてバナナを食べたり、カーリングでは試合中のもぐもぐタイムなんかが有名ですよね。
スポーツの最中になにかを食べることは果たして問題なのでしょうか。
食べていることが問題ではなく手渡ししたのが問題
今回の騒動の問題点はお菓子を食べていることではなく「お菓子を手渡した」ことが問題のようです。
女子ゴルフの国内メジャー「JLPGAツアー選手権 リコーカップ」の二日目に中継スタッフのカメラマンがお菓子を手渡し撮影をしていました。
三日目には大会運営側から注意喚起を受けていました。
しかし、それをスルーして三日目もお菓子を手渡ししていました。
その結果、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が中継局の日本テレビに対して厳重注意をしています。
カメラマンは渋野選手がお菓子をもぐもぐしている様子を独占的に撮影したいがために行ったのですが、これがかなりの問題のようです。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ではアンチドーピングに力を入れています。
もし仮に渡したお菓子にドーピングとみなされてしまう成分が入っている可能性はゼロではありません。
もちろん、大会中に個人競技で集中している中、いちカメラマンが介入すること自体が考えられません。
しかし、それ以前に選手に悪影響を与える可能性があります。
日本テレビは謝罪をしていましたが、このまま終わる問題ではないでしょう。
女子ゴルフ渋野選手へお菓子を渡した理由は?
渋野選手にお菓子を手渡した理由は先述したように「お菓子のもぐもぐタイム」を独占して撮影するためです。
つまり、ゴルフという競技を撮影し中継するはずのカメラマンが選手個人によってしまっています。
もちろん、大会中の選手の動向を撮影することは問題はありません。
しかし、明らかにお菓子を渡すことで渋野選手を撮影する機会を作っています。
視聴率や話題性を狙った撮影をしているのと同じことです。
これではスポーツ、ゴルフを蔑ろにしていると言われても仕方がありませんね。
今回の件でスポーツのバライティ化などとも言われています。
今後、そのカメラマンや日本テレビのゴルフの大会などへの介入は厳しくなるかもしれませんね。
タラタラしてんじゃね〜よの再来を狙った?
2019年にAIG全英女子オープンを制した渋野選手はプレー中にあるお菓子を食べていました。
そのお菓子が「タラタラしてんじゃね〜よ」です。
それがネット上で話題となり「タラタラしてんじゃね〜よ」の製造元の「よっちゃん食品工業」には問い合わせが相次ぎました。
その大会では優勝争いが佳境の際にタラタラしてんじゃね〜よを食べている渋野選手が映し出され、優勝後の記者会見でも優勝賞金で「お菓子をいっぱい買います」と話していました。
ゴルフでの優種はかなり影響力があり、しかも可愛らしい見た目と言動も相まってかなり話題を集めていました。
今回のお菓子を渡したカメラマンも「タラタラしてんじゃね〜よ」と同じ話題性を演出できると考えていたのではないでしょうか?
結果としては不評を浴び、さらには渋野選手にも迷惑をかけていたことは間違いありません。
不発どころか今後の対応を間違えると日本テレビはゴルフ会に出入りしにくくなってしまうかもしれませんね。
まとめ:話題性作りのためにお菓子を手渡した結果大荒れに
「女子ゴルフ渋野選手へのお菓子手渡し行為はなぜ問題?お菓子を渡した理由は?」ということで紹介してきました。
渋野選手にお菓子を渡した理由は話題作りやお菓子のもぐもぐタイムを独占的に撮りたかったからでしたね。
2019年のタラタラしてんじゃね〜よ再来とはなりませんでした。
日本テレビのカメラマンさんには反省していただきたいものです。
選手に迷惑だけはかけてはなりませんね!