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入社式に親が出席・同伴できる企業は?親の参加は必要なの?

毎年4月になると入社式が行われます。

そんななかヤフーでこのようなアンケートを行いました。

入社式に親は出席した?

まず「あなたが新卒で入社した会社の入社式に親は出席しましたか?」の問いに対しては、「はい」が14.4%、「いいえ」が85.6%に。多くが「入社式に親は出席していない」との答えでしたが、1割を超える人が「入社式に親が出席している」とわかりました。 引用元:Yahoo!ニュース

最近は親御さんが入社式に参加してもらう企業が増えてきています。

今回は入社式に親が出席・同伴できる企業をまとめていきます。

入社式に親が出席・同伴できる企業は?

すべてを紹介することは難しいため表だって入社式に親が出席している企業を5社紹介します。

フジテレビ

フジテレビはなんと両親の参加となっています。しかも参加するのはほとんどのご家族のようで、何十年前からも続いています。

内定後、人事部から入社式に父兄同伴でくるように連絡がくるとのこと。

なぜこのような形態をとっているかはフジテレビは開示していません。

芸能人やお偉いさんのお子さんの入社が多いからでは・・・?とも言われています。

オタフク

オタフクソースで有名なお多福グループではホームページにも親が同伴することが書いてあります。

お多福グループは、4月1日に20名の新入社員を迎えます。4月3日に行われる入社式には、社会人の節目を迎える瞬間を一緒に過ごせるよう、ご家族にも直接会場にお越しいただきます。(来場できないご家族向けに後日YouTube配信も実施) 引用元:オタフク

なんとYouTube配信も行ってくれる手厚さです。

「社会人の節目を迎える瞬間を一緒に過ごせるよう」この一文が会社側がご家族さんを呼ぶ理由となっています。

入学式とや卒業式と同等のものと考えているのでしょう。

サッポログループ

画像元:サッポロホールディングス(株)

2017年の情報とはなりますがサッポロホールディングス(株)ではグループ各社の新入社員122名とその家族119名を迎えて合同入社式を行っています。

新入社員のほとんどの親御さんが参加しているということになっています。

参加率の高さは圧巻ですね。ある意味見慣れない景色の画像となっていますね。

静岡銀行

地方銀行の静岡銀行も親同伴の入社式を行っています。

2019年の入社式の情報ですが静岡銀行から明確に「本年度も入社式に先立ち、新入社員の家族を対象に」と書かれています。

2019年静岡銀行入社式について

静岡銀行も大きな会社なので親御さんにとってとても嬉しいことだと思います。

調べてみると20年前から親同伴の入社式を行っていたようです。

株式会社NEXTAGE GROUP

株式会社NEXTAGEGROUPも入社式で親が同伴となります。

入社式案内にも記載されています。

株式会社NEXTAGEGROUP入社式

見ていただいたらわかると思いますが、親同伴の前にもっと気になるところがあります。

それはチャペルで結婚式風に入社式を行うことです。

チャペルを使う企業が増えてきているようですが、ここまで結婚式に近づけて行っているところは珍しいでしょう。

披露宴をイメージして行われる入社式後の懇親会で、新入社員には内緒で集めた家族からの手紙やサプライズムービーが流れるようです。

企業がここまで社員の家族にかかわりに行くのは珍しいことですね。

入社式に親の参加は必要なの?

5社の親同伴の入社式についてまとめてきました。

では入社式に親の参加は必要なのでしょうか。

今紹介した5社は強制ではないようですが参加を推奨はしているようです。

また、親の入社式への参加については否定的な意見も多くみられます。

入社式に親が参加することを過保護、親離れできないという意見が多くみられました。

成人が20歳から18歳に変わったものの社会が適応できていないよね、という発言も。

アンケートの結果をみても圧倒的に入社式に親が参加していない企業が多いためこういった意見が多くなっているのかもしれませんね。

逆に会社側に圧をかけることができるという意見もありました。

社員をないがしろにする会社に対して親が見ているぞ、と圧力をかけることができるかもしれません。

こういった意味ではすでに親御さんを呼んで入社式に参加してもらっている企業は「透明性」を親御さんに提示しているのではないでしょうか。

まとめ:入社式に親が出席・同伴できる企業は増えている

入社式に親が出席・同伴できる企業についてまとめてきました。

個人的には入社式に親が出席することは良いことなのではないかと思います。

親にとって子どもが独り立ちしていく瞬間なのでそれを見届けることができる機会と考えると悪くないでしょう。

逆に親の退職式で子どもが参加する、なんて未来もありえるかもしれませんね!