あなたは「子供部屋おじさん」を知っていますか?
最近時々耳にする言葉ですが、実のところどんな「おじさん」なのか知らない方も多いでしょう。
そして「子供部屋おじさん」は度々「中年ニート」と比較されます。
今回は「子供部屋おじさんと中年ニートの違いや特徴は?何が悪いの?」ということで紹介します。
目次
子供部屋おじさんと中年ニートの違いや特徴は?

ではまずは子供部屋おじさんと中年ニートの違いと特徴を紹介します。
子供部屋おじさんの特徴は?
子供部屋おじさんという言葉で連想されるのは「働かずに実家から出ないで親のお金で生活している男性」が想像されるかと思われます。
ですが、子供部屋おじさんは思っている以上にしっかりしているのです。
では、子供部屋おじさんの特徴をまとめます。
- ひとり暮らしをしない
- 結婚をしない
- 実家の自室で暮らす
- 就職はしている
- 親からの経済的支援がなくても生活できる
自立はしていないけど、経済的には困ってないという男性のようですね!
結婚願望がない男性が増えていることもあり「子供部屋おじさん」が増えているようです。
中年ニートの特徴は?
いわゆるニートの中高年ですね。「ニート」という言葉はよく耳にするかと思います。
社会問題にまでなっていたためメディアでも度々取り上げられます。
では中年ニートの特徴をまとめます。
- 40〜60代
- 退職、人間関係、病気が原因でひきこもりに
- ニートのため働いていない
- ほとんどの中年ニートがひきこもり
- 退職金か親のお金で生活
2019年の調べでは中高年のひきこもりが61万人を超えると言われています。
そして、3/4が男性ということもわかっています。
中年ニートとなったきっかけは退職が主な原因となっているようです。
ちなみに、ひきこもりとは言っても自分の趣味やコンビニなどへの簡単な買い物には行くようです。
子供部屋おじさんと中年ニートの違いは?
では「子供部屋おじさん」と「中年ニート」の違いを確認しましょう。
大きく違い点は「就職の有無」「年齢による区別はない」「家から出れない・出られる」
この3点です。
子供部屋おじさんは基本的に働いています。しかし、結婚願望などもなく実家にいるほうがメリットが大きいと感じあえて出ていかないのです。
つまり、家から急に追い出されても生活自体は容易にできます。
反対に、中年ニートは働いておらず、実家に頼らざるを得ない状況であることがほとんどであり、精神的にもダメージがある人が多いです。
自由に趣味に没頭できる「子供部屋おじさん」のほうが世間から見ると羨ましいと感じる人もいることでしょう。
子供部屋おじさんと中年ニートは何が悪いの?

時々見かける「子供部屋おじさん」と「中年ニート」への非難。
はたして、非難されるのは何故なのでしょうか。
中年ニートが心配されているのは親御さんが亡くなった際にどうなるのかが心配されることがあります。確かに、経済的に自立できなくなっている状態で経済的に支えとなっている親御さんが亡くなると、国としても大変ですもんね。
その点、「子供部屋おじさん」は自立した経済面を持っているためそういう心配はないと言えます。
国としては少子高齢化を避けたいためこう言った人が増えることはあまり良い話とは言えないのかもしれませんね。
しかし、「子供部屋おじさん」も「中年ニート」もどちらも悪いということはないでしょう。
それぞれの背景があり、他人がどうこう言えることではないです。
もちろん、一緒に住んでいる家族からの意見などは通りますが、いくらネット上で避難しようとも何も変わりません。
むしろ、「子供部屋おじさん」も「中年ニート」も増えていることを考えるといつかは当たり前の世の中になる可能性すらあります。
まとめ:子供部屋おじさんと中年ニートは悪いことでは無いが似て非なるもの
「子供部屋おじさんと中年ニートの違いや特徴は?何が悪いの?」ということで紹介してきました。
どちらも悪いことではなく、背景を考えると他人がどうこう言える言えるものではありません。
しかし、子供部屋おじさんと中年ニートは似ている点もありますが、根本的には全然違うものであることはわかりました。
子供部屋おばさんはなぜ取り上げられないのでしょうか・・・疑問ですね。