生活

病気休暇は給与やボーナスに影響がある?デメリットは?

みなさんの職場は病気休暇がありますか?

いつもは元気なのに体調が悪くて出勤ができない・・・なんてことがあると思います。

そんな時に助けてくれるのが病気休暇です。

しかし病気休暇を取ると給与やボーナスに影響があるのではないかと心配な方も少なくはないでしょう。

今回は病気休暇は給与やボーナスに影響があるのかを調査していきます。

病気休暇はどんなもの?

まずは病気休暇がどのようなものなのか確認しましょう。

病気休暇とは傷病休暇とも言われています。

業務上や業務外の病気やケガで長期的な入院・治療が必要になった場合に利用できる休暇です。

これは特別休暇の一つとなるため有給休暇とは別枠となります。

そのため病気休暇は法律で定められたものではなく、病気休暇自体が存在しない会社もあります。

さらに病気休暇では有給なのか無給なのかは会社が決めることができます。

病気休暇があるか、有給か無給なのかはも就業規則を確認すれば書いてあるため気になる方は確認してみましょう。




病気休暇は給与やボーナスに影響はあるの?

病気休暇は給与やボーナスに影響はあるのでしょうか。

これば病気休暇がどのように決められているかにより変わってきます。

また有給休暇の有無でも変わってきます。

基本的に病気休暇を超えた場合やそもそも病気休暇がないけど休んだ場合には有給休暇から引かれていきます。

例えば3日間休んだ時に、病気休暇が2日あって有給が3日あった場合は

休んだ日数 病気休暇(有給)の残り 有給の残り 有給の残り
c2

このようになります。

病気休暇が有給の場合(だいたいは有給のはず)は有給休暇を使えば給与に全く影響を与えることなく休むことができます。

逆に有給が既にない場合は

休んだ日数 病気休暇(有給)の残り 有給の残り 有給の残り
ー1

実際にはマイナス表記にはなりません。

1日は無給となってしまうため時給換算で給与から引かれてしまうこととなります。

こうなると給与に影響が出てしまいますね。

病気休暇の有無は重要なので必ずチェックしましょう。

ボーナスに関してはほとんどの場合は影響がありませんが、あまりにも病気で休んでしまうと勤勉手当というところで低い評価がつけられてしまう可能性があります。

そうなるとボーナス減となる可能性がありますね。

しかし、ほとんどの場合は定額となっているはず(基本給の何ヶ月分的な)なので病気休暇を取っても問題はないでしょう。




病気休暇のデメリットはあるの?

では病気休暇をとることにデメリットはあるのでしょうか?

せっかく休暇をとることがあるなら全部消費した方がお得な感じがしますよね。

しかし、いくつか病気休暇のデメリットがあるのでお話しします。

本当に休まなければならない病気のときに使えない

例えばちょっとした風邪で休んでしまうとそれだけでも1日分消化してしまうことになります。

残りの日数がなくなってきた頃にインフルエンザに罹ったとしましょう。

インフルエンザの場合は38度を超える寝るが2〜3日続きます。

その際に病気休暇がなかったらと思うとゾッとしませんか?

そういうことを考えると簡単には使うわけにはいかないわけです。

お手軽に使えそうで実はその使うタイミングはシビアなのです。

病気休暇のご利用は計画的に・・・

会社からの評価が下がる可能性あり

あまりにも毎年病気休暇を消化し続けていると流石に会社から目をつけられる可能性があります。

給料としては減らなくても会社からの評価が下がってしまうと昇給の可能性が下がってしまいます。

また「この人はよく休む人だ」と思われてしまうと任される機会も減ったり、周りからの評価も下がってしまうかも知れません。

診断書の提示を求められることもあり

頻繁に病気休暇を使うことで会社から診断書の提示を求められる可能性があります。

ほとんどの場合はそんなことはないのですが過去にそういうことがあった会社もあったようなので気を付けましょう。

診断書のなにが問題かというと「保険適応にならない」ということです。

診断書の発行には2000円〜10000円と幅が広く病院によって異なります。

そこに診断書をもらうためには受診しなければならないため、診察料や薬代などなどが必要となります。

そうなると5000円を超えてくるでしょう。

せっかく病気休暇で休んだのに5000円も失う・・・そんなことになると辛いですよね。




まとめ:病気休暇があるのか有給なのかを調べよう!ほとんどの場合は給与やボーナスに影響はでない・・・はず

今回は病気休暇は給与やボーナスに影響があるのかを調査してきました。

  • 病気休暇があるのか
  • 有給扱いなのか無給扱いなのか

この2点は就業規則を読めばわかるはずです。

病気休暇の使い方はお任せしますが本当に必要なとき用に残しておかないと後々痛い目を見るかも知れないので気を付けましょうね。