2020年冬からNHK総合テレビで放送予定の「アーヤと魔女」の画像が公式サイトで披露されました。
スタジオジブリの新作長編アニメということで多方面から注目されています。
今回は「【ジブリ】アーヤと魔女はどんな話?評判や監督の宮崎五郎の他の作品も紹介」ということで紹介していきます。
目次
【ジブリ】アーヤと魔女はどんな話?
引用元:Amazon
まずはアーヤと魔女がどのようなお話しなのかを紹介します。アーヤと魔女はオリジナル作品ではなく原作が存在します。
原作はイギリスの作家の児童文学
アーヤと魔女の原作は英国(イギリス)の作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏の「アーヤと魔女」です。
それもそのはず、実はダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏は「ハウルを動く城」の原作を書いていたため、ジブリ作品となるのはこれで2作品目です。
ハウルの動く城は興行収益が196億円と千と千尋の神隠しに次ぐ2位となっています。そんな名作の原作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏は2011年3月26日に76歳でその生涯を終えました。
ハウルの動く城のような素晴らしい作品の原作を作ってくださったダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏に感謝ですね!また、アーヤと魔女にも期待です。
原作のあらすじ
ではアーヤと魔女のあらすじを簡単に紹介します。
身寄りのない子どもの家で育った女の子、アーヤはある日魔女の家に引き取られることになりました。
魔法を教えてもらえると思ったアーヤは最初こそ喜びましたが、実際は家に閉じ込められて毎日こき使われてばかり。
だんだん嫌になってきたアーヤは魔女の黒い飼い猫「トーマス」に助けをもとめこっそりと、魔女に立ち向かうための呪文を作ることになり・・・
こんな感じですね!
主人公はアーヤという少女。身寄りがなく魔女の家に引き取られるわけですが、魔法を教えてもらえるとはいわれていません。家政婦的な感じで連れてこられたんでしょうね。
監督の宮崎五郎さんは「憎たらしいけど、可愛い僕らのアーヤが子どもたちを勇気づけ、大人たちを元気付けてくれる」といったコメントを寄せています。
「憎たらしい」ということはアーヤはなかなかのヤンチャぶりをアニメでも発揮しそうですね!
アーヤと魔女は3DCG
そんなアーヤと魔女は3DCGで放送されることとなります。最近3DCGは多く見かけますね!(分かるとは思いますが「3D (三次元)」の「CG」です)
ジブリ作品では初めてとなる前編3DCGのためどのような感じになるのか想像が全くつきません。
今後は映画作品でも3DCGが使われるようになるのでしょうか?アーヤと魔女からジブリは変わっていくのかもしれません。
【ジブリ】アーヤと魔女の評判は?

では、アーヤと魔女の評判をツイッターを参考に見ていきましょう。
ちなみに公式サイトの画像を見てからコメントを見た方が納得できるものが多いかもしれません。
ではいきましょう。
今年の冬にNHKで放送予定のジブリの新作長編アニメーション 「#アーヤと魔女」 のビジュアルが公開されてた!
3Dアニメーションみたい!ジブリでこの雰囲気は新鮮…! pic.twitter.com/QV7ozwAIis— ようりす︎︎︎︎ (@yolice_221B) June 19, 2020
ジブリでは3DCGは初めてですからね!新鮮だというコメントが多数見られます。「ジブリ」で3DCGはどのような結果になるのか楽しみですね!
同じ3DCGでも、宮崎吾朗監督の前作「#山賊の娘ローニャ」は手描き風に表現されたセルルックアニメでしたが、今回は正真正銘の3DCGアニメ。ビジュアルが公開されて、これがどう動くのか楽しみです。 pic.twitter.com/GlSZOmoLt1
— キャッスル (@castle_gtm) June 19, 2020
山賊の娘ローニャはセルルックアニメでしたね!セルルックアニメとは2Dで制作されたアニメのような表現を実現する3DCGの手法です。わかりにくいとは思いますが、見てみると分かるかもしれません!3DCGよりも違和感がすくなくみられるののがセルルックです。3DCGはわりと最近なのでまだ違和感を感じる人が多いかもしれませんね。
宮崎吾朗監督のアーヤと魔女、ローニャみたいなセルルックの3Dアニメじゃなくてよかった。
あれを踏襲した新作だったらきついな~と思ってたからね。
今回はジブリ制作なわけで、変なクオリティのもん出すわけにはいかないわけで。
まあ、まだ動画は出てないから安心はできないが。— とり南蛮定食 (@torinanbantei) June 20, 2020
やはりジブリとしての完成度は求められていますね。ジブリは親しみ深くも現世とは異なるようなものが多く、自然と惹かれていく作品が多く存在します。アーヤと魔女は原作は愛され、たくさんの人に読まれていますが、3DCGとなる今作はどのようになるのか気になりますね。
ん?
そうか、令和だもんな
3Dって、リアル求めすぎてマネキン感強いんだよな、冷たい感覚。拭いたらキュキュッて音しそう。でもジブリのよさは手描きだけじゃないよな(いや、手描きから感じるノスタルジー、子供の空想を可視化する感覚、リアルよりリアル)
とりあえず寂しいが本音#アーヤと魔女 https://t.co/zQ6TVHh5I0— あんバター (@u_me78) June 20, 2020
手書きのタッチを望む声も見られます。確かに暖かさは手書きの方がありますよね。3Dの無機物感もわかります。それをどのくらい抑えられるかで親しみやすさも変わるかもしれません。
え?アーヤと魔女???だよね??
え?ジブリだよね???
世界観が予想外すぎてついていけないw pic.twitter.com/AN3c3KwDY1— けんたろー (@kentarofunfun) June 19, 2020
世界観が今までのジブリとは違うのはその通りです。そして絵も見慣れないことでしょう。今回のアーヤと魔女の出来次第ではジブリもどんどん新しい方面へと進むのではないでしょうか。古き良きものだけでなく、新しい世界に挑むことも大切だと思います。
期待と不安が半々と言ったところでしょうか。新しいことを行うにはどうしても不安が付き纏うものです。批判の声も公開前にすでに出ていますが、まずは見てから評価をしていきたいものです。新しいもの全てを否定すると進化が止まってしまいますからね・・・
【ジブリ】監督の宮崎五郎の他の作品を紹介

今回のアーヤと魔女は宮崎五郎監督です。宮崎駿監督の息子さん(長男)ですね!三鷹の森ジブリ美術館の建設に尽力した方です。
そんな宮崎吾朗さんですが、どうしても宮崎駿さんと比べられがちですが、それぞれの良さは別のところにあります。
ここでは宮崎吾朗さんの作品を紹介します。そして、その作品をみてアーヤと魔女の放送を心待ちにしましょう。
ゲド戦記
2006年7月29日に劇場公開された宮崎吾朗さんの監督デビュー作です。この作品は原作があり、放映当初は内容が飛び飛びすぎててわからないという意見が多く見られました。
ゲド戦記は宮崎駿監督の絵物語「シュナの旅」を原案とした長編アニメーション映画であり、そこに宮崎吾朗監督が独自の解釈によるストーリーや登場人物のアレンジを加えています。
そのため、ゲド戦記の原作を知っている方は違和感を感じたのかもしれません。
そもそもゲド戦記自体がなかなか難しい内容です。映画版も何度か見てから理解できるようになりました、考察しながら見ると楽しめる作品ですよ!
コクリコ坂から
2011年7月16日に公開された作品で、コクリコ坂からは高度成長期の昭和の時代を生きる高校生たちを描いています。ゲド戦記から5年ぶりの作品です。
佐山哲郎さん原作・高橋千鶴さんの作画による漫画を原作とした作品です。
「コクリコ」はフランス語で「ヒゲナシ」という花です。
1963年の横浜を舞台に16歳の女子高生「海」の恋愛模様や友情を通して、真っ直ぐ生きる高校生たちの青春がかかれています。
海と彼女が好意を寄せる少年の「俊」のやりとりが気になる作品です。
西遊記ヒーロー・イズ・バック
西遊記ヒーロー・イズ・バックは2015年に中国で作られ放映されたアニメーション映画です。
世界中の人々に愛されている西遊記を3DCG化したアドベンチャーであり、中国でかなり大ヒットしました。
この映画の日本語吹き替えの監修をしたのが宮崎吾朗監督です。映画自体を丸々作ったのはゲド戦記とコクリコ坂からの2作品ですね!
【ジブリ】アーヤと魔女はどんな話?評判や監督の宮崎五郎の他の作品も紹介まとめ
「【ジブリ】アーヤと魔女はどんな話?評判や監督の宮崎五郎の他の作品も紹介」ということで紹介しきました。
ジブリにとって新しい試みとなるアニメです。最初は違和感を感じるかもしれませんが、まずは見てから評価しましょうね!
なにより、ジブリの進化が感じられる新鮮さがあると思うので楽しみに待ちましょう。
では、今回はこの辺で。